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[「『心情城物語5』前編」]

2023年10月25日
第6322回「373」を「73」ミニ当せん♪
私のスカウトキャラバン予想数字のミニ狙いでした。
第6322回「373」を「73」ミニ当せん♪
ごぶさた一の位「2」狙いでした。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

にゃ〜にゃ〜にゃ〜ん♪早朝、毛むくじゃ〜らの鳴き声で心情城の夜が明ける。

「ふにゃぁ〜〜お、みにゃの者、余は苦しゅうにゃいぞ」心情城のにゃん殿様が、大きなあくびをしながら側近を呼び寄せました。

「きん姫、アイ姫、アタリッチ腰元、宿屋の女将里ちゃん、ドスコイ料亭の女将葵さん、ちりめん問屋のプリ衛門、ハットリ忍者たつ蔵、花やのとさかっち、余はこらむのネタぎれで、夜も眠れにゃいにゃん。何かおもしろい話があったら教えてほしいにゃん」

「最近、金木犀の花の香りで癒されるわ〜。きん姫もそう思わない?」

「アイ姫、うんうん。カチカチ山の他力本願寺の金木犀でしょ。にゃん殿様はマタタビの匂いで癒されるなり。仁王立ち温泉のお土産さんにマタタビ売ってる所があるのよ。今度買ってくるなり」

「マタタビは、毛むくじゃ〜らもうっとりするわ〜。腕にしがみついて、いつも腰を振ってるわ〜。んで〜あそこが!\(◎o◎)/!アハハって感じ。満月は29日だよ。みんなで見ようね」

「こらこらそこの姫ふたり、こそこそ話をしにゃいでネタになるおもしろい話を聞きたいにゃん」

「では、あたしが、ずいぶん前に宿屋の女将の里ちゃんから聞いた、詐欺にあった話をしょうかね……」ドスコイ料亭の女将葵さんが、遠い目をして語りだした。

……いくら働いてもお金がたまらないので、ちりめん問屋のプリ衛門は、ピン子さんを家に残して伊勢から江戸へ出かせぎにいったそうです。何年も頑張って働きましたが、それでもお金が貯まりません。

「どもならんなぁ〜。富くじもさっぱり当たらんへんし〜、おもろないわ〜、何か一儲けでけへんかな〜?」

プリ衛門は考えに考えて、ある名案を思いつきました。

「そうやわ〜。江戸にはこんなに人がいおるで〜、漬け物だってそうとうに食うやろう。漬け物作りには〜、漬け物石がかかせんし〜。よっしゃ、くたぶれるけど〜漬け物石を売り歩こう」

漬け物石にする石は、川に行けばいくらでも転がっています。元がタダだから、もし売れればぼろもうけです。プリ衛門はさっそく、元手いらずの商売をはじめました。けれどやっぱり、漬け物石はさっぱり売れません。

「困ったわ〜。もう一文も残ってへんし〜。……ええい!こうなればもうやぶれかぶれだ!」

プリ衛門は、拾ってきた石の中からきれいなのを選んで、ていねいにふろしきに包むと、立派な宿屋にあがり込みました。

やけを起こしたプリ衛門は、ここでさんざん贅沢をしてから、宿代をふみ倒して逃げるつもりです。

「おほん。これは〜大事な物やで〜、決して誰もさわらんでもらいたい」プリ衛門、は石の入ったふろしき包みを床の間に置くと、酒とごちそうをたらふく食べました。

さて次の朝。プリ衛門が朝風呂に入っている間に、宿屋の女将里ちゃんが掃除にきました。そして床の間のふろしき包みを、置きかえようとしたときです。むすび目がほどけて、中の石がゴロッと転がり出ました。するとその石が朝日を反射して、ピカピカと光り輝くではありませんか。

――つづく。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

今回のおすすめN3は、第6324回終了現在、第6206回より118回出現なしの[56]ボックスペア狙いで 10点。

[056] [156] [256] [356] [456]
[556] [656] [756] [856] [956]


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私のスカウトキャラバン予想数字のミニ狙いでした。
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ごぶさた一の位「2」狙いでした。

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にゃ〜にゃ〜にゃ〜ん♪早朝、毛むくじゃ〜らの鳴き声で心情城の夜が明ける。

「ふにゃぁ〜〜お、みにゃの者、余は苦しゅうにゃいぞ」心情城のにゃん殿様が、大きなあくびをしながら側近を呼び寄せました。

「きん姫、アイ姫、アタリッチ腰元、宿屋の女将里ちゃん、ドスコイ料亭の女将葵さん、ちりめん問屋のプリ衛門、ハットリ忍者たつ蔵、花やのとさかっち、余はこらむのネタぎれで、夜も眠れにゃいにゃん。何かおもしろい話があったら教えてほしいにゃん」

「最近、金木犀の花の香りで癒されるわ〜。きん姫もそう思わない?」

「アイ姫、うんうん。カチカチ山の他力本願寺の金木犀でしょ。にゃん殿様はマタタビの匂いで癒されるなり。仁王立ち温泉のお土産さんにマタタビ売ってる所があるのよ。今度買ってくるなり」

「マタタビは、毛むくじゃ〜らもうっとりするわ〜。腕にしがみついて、いつも腰を振ってるわ〜。んで〜あそこが!\(◎o◎)/!アハハって感じ。満月は29日だよ。みんなで見ようね」

「こらこらそこの姫ふたり、こそこそ話をしにゃいでネタになるおもしろい話を聞きたいにゃん」

「では、あたしが、ずいぶん前に宿屋の女将の里ちゃんから聞いた、詐欺にあった話をしょうかね……」ドスコイ料亭の女将葵さんが、遠い目をして語りだした。

……いくら働いてもお金がたまらないので、ちりめん問屋のプリ衛門は、ピン子さんを家に残して伊勢から江戸へ出かせぎにいったそうです。何年も頑張って働きましたが、それでもお金が貯まりません。

「どもならんなぁ〜。富くじもさっぱり当たらんへんし〜、おもろないわ〜、何か一儲けでけへんかな〜?」

プリ衛門は考えに考えて、ある名案を思いつきました。

「そうやわ〜。江戸にはこんなに人がいおるで〜、漬け物だってそうとうに食うやろう。漬け物作りには〜、漬け物石がかかせんし〜。よっしゃ、くたぶれるけど〜漬け物石を売り歩こう」

漬け物石にする石は、川に行けばいくらでも転がっています。元がタダだから、もし売れればぼろもうけです。プリ衛門はさっそく、元手いらずの商売をはじめました。けれどやっぱり、漬け物石はさっぱり売れません。

「困ったわ〜。もう一文も残ってへんし〜。……ええい!こうなればもうやぶれかぶれだ!」

プリ衛門は、拾ってきた石の中からきれいなのを選んで、ていねいにふろしきに包むと、立派な宿屋にあがり込みました。

やけを起こしたプリ衛門は、ここでさんざん贅沢をしてから、宿代をふみ倒して逃げるつもりです。

「おほん。これは〜大事な物やで〜、決して誰もさわらんでもらいたい」プリ衛門、は石の入ったふろしき包みを床の間に置くと、酒とごちそうをたらふく食べました。

さて次の朝。プリ衛門が朝風呂に入っている間に、宿屋の女将里ちゃんが掃除にきました。そして床の間のふろしき包みを、置きかえようとしたときです。むすび目がほどけて、中の石がゴロッと転がり出ました。するとその石が朝日を反射して、ピカピカと光り輝くではありませんか。

――つづく。

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今回のおすすめN3は、第6324回終了現在、第6206回より118回出現なしの[56]ボックスペア狙いで 10点。

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