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[「My Library!」68]

2023年6月7日
第6221回「041」を「41」ミニ当せん♪
本誌7月号コラムで狙っている「541」グランドスラム狙いでした。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『 My Library 』へようこそ〜♪ 2023年度の本屋大賞は、凪良ゆうさんの『汝、星のごとく』でした。2度目の本屋大賞おめでとうございます!予想があたってよかったなぁ。『汝、星のごとく』のスピンオフ『春に翔ぶ』と『星を編む』とあと1作?が本年後半にスピンオフ集として出るそうなので、楽しみだな。絶対読むぞ〜!では、今回は2021年、2022年本屋大賞2位!2023年本屋大賞5位!の青山美智子さんの作品を2冊紹介しよう。


■『鎌倉うずまき案内所』 青山 美智子(著)

古ぼけた時計屋の地下にある「鎌倉うずまき案内所」。螺旋階段を下りた先には、双子のおじいさんとなぜかアンモナイトが待っていて……。「はぐれましたか?」会社を辞めたい20代男子。ユーチューバーを目指す息子を改心させたい母親。結婚に悩む女性司書。クラスで孤立したくない中学生。いつしか40歳を過ぎてしまった売れない劇団の脚本家。ひっそりと暮らす古書店の店主。平成時代を6年ごとにさかのぼりながら、6人の悩める人びとが「気づくこと」でやさしく強くなっていく。うずまきが巻き起こす、ほんの少しの奇跡の物語。

青山さんの作品は4冊目。6つの短編集だけど、今回も登場人物がお店や人を通して繋がっていて、この人は前の話の主人公の友達だったんだとか、同じお店が出てきたとか、何度も前のページを読み返して確認。読み返すたびに様々な発見があっておもしろい。うずまきだらけで「ナイス、うずまき!」な作品でした。ただ、暗記ができそうなくらいの同じ情景の繰り返しは、ちょっとくどかったかな?でも心温まるお話ばかりで、すっかりファンになりました。
おすすめ度は、★4つ。


■『月の立つ林で』 青山 美智子(著)

2023年本屋大賞5位。日常で悩みを抱えている5人の主人公たちが、月にまつわる話をするタケトリ・オキナという男性のポッドキャスト『ツキない話』を聞いて生活をする中で、それぞれに変化が訪れていく話。5話の短編ですが、月にまつわるエピソードが魅力的で、それぞれの話に登場人物が繋がっていく(表紙の?ルナもどこかに登場してほしかったな)のがおもしろい。姿が見えない新月……、でもそこには存在する。見えない優しさが月ようにほのかに繋がっている。ラストシーンでは、仕掛けられた驚きと感動を味わえる。月の満ち欠けを物語から感じながら読んでほしい。私的には、娘や妻との関係の変化に寂しさを抱える二輪自動車整備士の話が、自分を見ているようで、共感できよかったなぁ。
おすすめ度は、★4つ半。


――つづく。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

今回のおすすめN3は、第6224回終了現在、第6133回より96回出現なしの[36]ペア狙いで10点継続。期待度MAXもう出てくれるでしょう。

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『 My Library 』へようこそ〜♪ 2023年度の本屋大賞は、凪良ゆうさんの『汝、星のごとく』でした。2度目の本屋大賞おめでとうございます!予想があたってよかったなぁ。『汝、星のごとく』のスピンオフ『春に翔ぶ』と『星を編む』とあと1作?が本年後半にスピンオフ集として出るそうなので、楽しみだな。絶対読むぞ〜!では、今回は2021年、2022年本屋大賞2位!2023年本屋大賞5位!の青山美智子さんの作品を2冊紹介しよう。


■『鎌倉うずまき案内所』 青山 美智子(著)

古ぼけた時計屋の地下にある「鎌倉うずまき案内所」。螺旋階段を下りた先には、双子のおじいさんとなぜかアンモナイトが待っていて……。「はぐれましたか?」会社を辞めたい20代男子。ユーチューバーを目指す息子を改心させたい母親。結婚に悩む女性司書。クラスで孤立したくない中学生。いつしか40歳を過ぎてしまった売れない劇団の脚本家。ひっそりと暮らす古書店の店主。平成時代を6年ごとにさかのぼりながら、6人の悩める人びとが「気づくこと」でやさしく強くなっていく。うずまきが巻き起こす、ほんの少しの奇跡の物語。

青山さんの作品は4冊目。6つの短編集だけど、今回も登場人物がお店や人を通して繋がっていて、この人は前の話の主人公の友達だったんだとか、同じお店が出てきたとか、何度も前のページを読み返して確認。読み返すたびに様々な発見があっておもしろい。うずまきだらけで「ナイス、うずまき!」な作品でした。ただ、暗記ができそうなくらいの同じ情景の繰り返しは、ちょっとくどかったかな?でも心温まるお話ばかりで、すっかりファンになりました。
おすすめ度は、★4つ。


■『月の立つ林で』 青山 美智子(著)

2023年本屋大賞5位。日常で悩みを抱えている5人の主人公たちが、月にまつわる話をするタケトリ・オキナという男性のポッドキャスト『ツキない話』を聞いて生活をする中で、それぞれに変化が訪れていく話。5話の短編ですが、月にまつわるエピソードが魅力的で、それぞれの話に登場人物が繋がっていく(表紙の?ルナもどこかに登場してほしかったな)のがおもしろい。姿が見えない新月……、でもそこには存在する。見えない優しさが月ようにほのかに繋がっている。ラストシーンでは、仕掛けられた驚きと感動を味わえる。月の満ち欠けを物語から感じながら読んでほしい。私的には、娘や妻との関係の変化に寂しさを抱える二輪自動車整備士の話が、自分を見ているようで、共感できよかったなぁ。
おすすめ度は、★4つ半。


――つづく。

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今回のおすすめN3は、第6224回終了現在、第6133回より96回出現なしの[36]ペア狙いで10点継続。期待度MAXもう出てくれるでしょう。

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