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[「My Library!」93]

2025年9月24日
第6813回「573」をミニ当せん♪
本誌11月号企画スカウトキャラバン予選、10月の予想数字「573」が、早くもストレートで出てショックでしたが、一番出現回数が少ない「73」ミニをゲット!
10月6日から大阪抽せんなので、抽せん機も変わるし、また出るといいなぁ〜。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『 My Library 』へようこそ〜♪ 日が暮れるのが早くなり、夜が長くなりました。涼しい気候の中で読書に集中できる快適な季節です。
虫の声が大きく響く秋の夜は、本を手に取ってみませんか?では今回のおすすめ本は、2025年本屋大賞1位と2位を紹介します。


■『カフネ』 阿部 暁子(著)

最愛の弟が急死した。29歳の誕生日を祝ったばかりだった。姉の野宮薫子は遺志に従い弟の元恋人・小野寺せつなと会うことになる。
無愛想なせつなに憤る薫子だったが、疲労がたたりその場で倒れてしまう。実は離婚をきっかけに荒んだ生活を送っていた薫子。
家まで送り届けてくれたせつなに振る舞われたのは、それまでの彼女の態度からは想像もしなかったような優しい手料理だった。
久しぶりの温かな食事に身体がほぐれていく。そんな薫子にせつなは家事代行サービス会社『カフネ』の仕事を手伝わないかと提案する。

2025年本屋大賞受賞作。阿部暁子さんの作品は初読み。いろいろなテーマを盛り込んだ小説。同世代の女性なら共感できる部分も多いのでは?
ストーリーはよくある凝った展開でそれほど驚きはしなかったが……、ウルっときたりクスっと笑える薫子とせつなのやりとりもあり、飽きることもなく楽しめた。
また、無料チケットを利用して出会う人たちやせつなのおいしそうな手料理、急死した弟の死の謎、せつなの過去なども興味深く、めくるページの手が止まらなかった。
ラストシーンの描写は、タイトルの『カフネ』にピッタリで、余韻の残る作品となった。
おすすめ度は、★5つ。


■『アルプス席の母』 早見 和真(著)

秋山菜々子は、神奈川で看護師をしながら一人息子の航太郎を育てていた。
湘南のシニアリーグで活躍する航太郎には関東一円からスカウトが来ていたが、選び取ったのはとある大阪の新興校だった。
声のかからなかった甲子園常連校を倒すことを夢見て。息子とともに、菜々子もまた大阪に拠点を移すことを決意する。
不慣れな土地での暮らし、厳しい父母会の掟、激痩せしていく息子。果たしてふたりの夢は叶うのか!?
補欠球児の青春を描いたデビュー作『ひゃくはち』から15年。主人公は選手から母親に変わっても、描かれるのは生きることの屈託と大いなる人生賛歌!
かつて誰も読んだことのない著者渾身の高校野球小説が開幕する。

2025年本屋大賞2位。早見和真さんの作品は初読み。高校野球が好きで、どんなドラマがあるのか?楽しみに本を手に取った。
ん?甲子園を目指す航太郎や選手たちが主役の話かと思っていたが、母親の視点で書かれた、父母会のリアルな決まり事や選手の親たちや監督との確執、お金や息子の体調の心配など……、親子の絆の心情や描写がうまく書かれていた。
ただ甲子園での試合内容があっけなく、もう少しハラハラドキドキの試合展開を書いてほしかった。強豪校の裏側ってこんな感じなんだと改めて思った。
読み始めたのが、ちょうど沖縄県の高校野球予選があってた頃で、山藤学園が沖縄尚学で希望学園がエナジックスポーツだな!なんて勝手に想像しながら読んだ。
おすすめ度は、★4つ半。

――つづく。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回のおすすめN3は、第6817回終了現在、第6724回よ
り93回出現なしの ボックスペア未出現[15]狙いで10点。

[051] [151] [251] [351] [451]
[551] [651] [751] [851] [951]


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第6813回「573」をミニ当せん♪
本誌11月号企画スカウトキャラバン予選、10月の予想数字「573」が、早くもストレートで出てショックでしたが、一番出現回数が少ない「73」ミニをゲット!
10月6日から大阪抽せんなので、抽せん機も変わるし、また出るといいなぁ〜。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『 My Library 』へようこそ〜♪ 日が暮れるのが早くなり、夜が長くなりました。涼しい気候の中で読書に集中できる快適な季節です。
虫の声が大きく響く秋の夜は、本を手に取ってみませんか?では今回のおすすめ本は、2025年本屋大賞1位と2位を紹介します。


■『カフネ』 阿部 暁子(著)

最愛の弟が急死した。29歳の誕生日を祝ったばかりだった。姉の野宮薫子は遺志に従い弟の元恋人・小野寺せつなと会うことになる。
無愛想なせつなに憤る薫子だったが、疲労がたたりその場で倒れてしまう。実は離婚をきっかけに荒んだ生活を送っていた薫子。
家まで送り届けてくれたせつなに振る舞われたのは、それまでの彼女の態度からは想像もしなかったような優しい手料理だった。
久しぶりの温かな食事に身体がほぐれていく。そんな薫子にせつなは家事代行サービス会社『カフネ』の仕事を手伝わないかと提案する。

2025年本屋大賞受賞作。阿部暁子さんの作品は初読み。いろいろなテーマを盛り込んだ小説。同世代の女性なら共感できる部分も多いのでは?
ストーリーはよくある凝った展開でそれほど驚きはしなかったが……、ウルっときたりクスっと笑える薫子とせつなのやりとりもあり、飽きることもなく楽しめた。
また、無料チケットを利用して出会う人たちやせつなのおいしそうな手料理、急死した弟の死の謎、せつなの過去なども興味深く、めくるページの手が止まらなかった。
ラストシーンの描写は、タイトルの『カフネ』にピッタリで、余韻の残る作品となった。
おすすめ度は、★5つ。


■『アルプス席の母』 早見 和真(著)

秋山菜々子は、神奈川で看護師をしながら一人息子の航太郎を育てていた。
湘南のシニアリーグで活躍する航太郎には関東一円からスカウトが来ていたが、選び取ったのはとある大阪の新興校だった。
声のかからなかった甲子園常連校を倒すことを夢見て。息子とともに、菜々子もまた大阪に拠点を移すことを決意する。
不慣れな土地での暮らし、厳しい父母会の掟、激痩せしていく息子。果たしてふたりの夢は叶うのか!?
補欠球児の青春を描いたデビュー作『ひゃくはち』から15年。主人公は選手から母親に変わっても、描かれるのは生きることの屈託と大いなる人生賛歌!
かつて誰も読んだことのない著者渾身の高校野球小説が開幕する。

2025年本屋大賞2位。早見和真さんの作品は初読み。高校野球が好きで、どんなドラマがあるのか?楽しみに本を手に取った。
ん?甲子園を目指す航太郎や選手たちが主役の話かと思っていたが、母親の視点で書かれた、父母会のリアルな決まり事や選手の親たちや監督との確執、お金や息子の体調の心配など……、親子の絆の心情や描写がうまく書かれていた。
ただ甲子園での試合内容があっけなく、もう少しハラハラドキドキの試合展開を書いてほしかった。強豪校の裏側ってこんな感じなんだと改めて思った。
読み始めたのが、ちょうど沖縄県の高校野球予選があってた頃で、山藤学園が沖縄尚学で希望学園がエナジックスポーツだな!なんて勝手に想像しながら読んだ。
おすすめ度は、★4つ半。

――つづく。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回のおすすめN3は、第6817回終了現在、第6724回よ
り93回出現なしの ボックスペア未出現[15]狙いで10点。

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